おしゃれな平屋の家を建てるポイントとメリット・デメリットを解説!

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平屋は間取りの自由度や耐震性が高いことから、人気の住宅スタイルです。最近では、カフェ風のかわいいものからシックな雰囲気のものまで、さまざまなデザインのおしゃれな平屋が増えています。

わざわざ高いお金をかけて家を建てるなら、おしゃれなデザインの家にしたいと思う人も多いことでしょう。しかし、おしゃれな平屋を建てるには、意識すべきポイントがあります。

無造作に理想を詰め込んでも、おしゃれというよりまとまりのない家になってしまうこともあるため注意が必要です。

おしゃれな平屋の家を建てる際のポイントが知りたい

おしゃれな平屋の実際の事例を知りたい

おしゃれな平屋を検討している人の中には上記のような情報を求めている人も多いはず。そこで本記事では、おしゃれな平屋の家を建てる際のポイントや実際の施工事例を紹介します。数千万かけて建てる家を満足のいく結果にするために、ぜひ参考にしてください。

目次

そもそも平屋の家とは?

出典元:ハウスワーク公式サイト

平屋は、階段がなくバリアフリーで、土地の広さを活かした自由な間取り設計が可能。

中庭を囲むようなおしゃれなデザインなど、ライフスタイルに合わせた多様なスタイルで建てられることから、若い世代やファミリー層を中心に「一生住みたい家」として人気が高くなっています。

昔ながらの日本の家屋というイメージから、近年ではモダンで個性的なデザインの平屋も人気になっています。

おしゃれな平屋の事例3選

まずは、おしゃれな平屋の家の施工事例を見ていきましょう。今回紹介するのは以下の3つの事例です。

おしゃれな平屋の家を建てるための参考にしてください。

緑に包まれて暮らす心地よい家

出典元:住友林業
出典元:住友林業
出典元:住友林業

黒い外壁に植栽がおしゃれに映える外観にこだわりを取り入れた住宅です。ロの字型の間取りを採用しており、中庭から明るい日差しが差し込むようになっています。

リビングには、船底天井を採用。天井を高くすることで、開放感抜群の空間を実現しています。

また、畳スペースとダイニングとは高低差をつけることで、空間をうまく仕切れるように工夫。必要最低限の仕切りしか設けていないため、のびのびとしたリラックスできる住まいになっています。

モダンデザインの平屋

出典元:三井ホーム
出典元:三井ホーム
出典元:三井ホーム

グレーの外壁に片流れ屋根が印象的な外観の住宅です。玄関ホールにはシューズクロークを設けており、広々と使えるスペースになっています。

キッチン・ダイニングはモノトーンカラーにまとめることで、落ち着いた雰囲気を演出。リビングは、ライトグレーのクロスを採用することでモダンなデザインにまとめています。

また、片流れ屋根を採用していることで、家全体が開放感抜群の空間に。心から安らげる住まいです。

開放感あふれる平屋の家

出典元:ミサワホーム
出典元:ミサワホーム
出典元:ミサワホーム

グレーを基調とした外壁にスリット窓が印象的な外観の住宅です。

LDKは天井高にしているため、開放感抜群の空間になっています。高窓を複数設けていることで、いつでも陽の光が差し込む明るい空間を実現。

また、この住まいにはスキップフロアを採用しています。家族を感じながら作業に集中できる、使い勝手の良いスペースです。

こだわりを上手に詰め込んだおしゃれな住まいになっています。

おしゃれな平屋の家を建てる5つのポイント

いよいよ、おしゃれな平屋の家を建てるためのポイントを見ていきましょう。重要なポイントは、以下の5つです。

それぞれ以下で詳しく解説するため、ぜひ参考にしてください。

コンセプトを決める

1つ目のポイントは、コンセプトを決めることです。統一感のない家やただこだわりを詰め込んだ家は、まとまりのないダサい家になってしまう可能性があります。

そのため、どんな家にしたいのかコンセプトを決めましょう。最近では、デザインの幅も広がっており、さまざまなスタイルの家を建てられます。

和風スタイルやカリフォルニアスタイル、自然素材を使用した家など、あなたの理想のコンセプトを明確にしてみましょう。イメージをより明確にするために、おしゃれだと感じたスタイルの画像サンプルを集めておくこともおすすめです。
 

ロの字、コの字型の間取りにする

2つ目のポイントは、ロの字、コの字型の間取りにすることです。ロの字やコの字の間取りにすることで、中庭をうまく使ったおしゃれな住まいを実現できます。

ロの字型の場合には、住まいの中心に完全プライベート空間を作ることも可能です。全ての部屋から中庭につながる作りにすれば、住まいの空間をより広く使えます。

また、風通しや採光性に配慮した家にできることも大きなメリットです。家の中に陽の光をいつでも取り入れられるため、明るくおしゃれな空間にできます。

屋根や外壁を工夫する

3つ目のポイントは、屋根や外壁を工夫することです。屋根や外壁は家で最初に目に入る部分のため、こだわることでよりおしゃれな住まいにできます。

屋根は、片流れ屋根で特徴的な外観にしたり、あえてフラット屋根を採用してスタイリッシュさを演出するのがおすすめです。外壁は、レンガやタイル、木材など、どんな素材を使うのかによって見る人の印象を大きく変えられます。

あなたの建てたい家のコンセプトに合わせて素材を選んでみましょう。

ウッドデッキを設置する

4つ目のポイントは、ウッドデッキを設置することです。ウッドデッキを設置することで、住まいの外観におしゃれなアクセントを持たせることができます。

アウトリビングとしての人気が高く、リビングの窓を開ければ大空間スペースを実現可能です。家族の憩いの場としてやパーティーを開催する場所にもなるため、さまざまな用途として使えます。

また、植栽や外構とうまく合わせることで、よりおしゃれな空間の実現が可能です。住まいのデザインに合わせて、最適な広さのウッドデッキを設置してみましょう。

高さで空間にメリハリをつける

5つ目のポイントは、高さで空間にメリハリをつけることです。平屋は2階部分がないため、天井の高さを自由に設計できます。

勾配天井や吹き抜けを採用すれば、開放感抜群の住まいにすることが可能です。開放感のある家は、のびのびした生活を実現できるため、ストレス解消にもなります。

また、部屋の床を一段掘り下げるサンクンリビングを取り入れてみることもおすすめです。段差によって空間にメリハリがつくためおしゃれな雰囲気を実現できます。

平屋のメリット3選

平屋づくりの家のメリットを3つ紹介します。

平屋ならではのメリットをそれぞれ紹介していきますので、平屋を検討しているしている方は参考にしてください。

家事の負担が軽減

平屋はワンフロアで完結するため洗濯物を干す場所や洗面所など、日常的に使う場所を近くに配置しやすく生活動線をスムーズに設計できます。

洗濯物を干すために階段の上下動をする必要もなく、洗面所も同フロアに設置していることで家事の負担が軽くなります。生活導線がシンプルになることで日常生活のストレスも少なくなり、生活がしやすい環境を実現できるでしょう。

間取りの自由度が高い

平屋は、2階建てに比べて間取りの自由度が非常に高い点が魅力です。敷地の形状に左右されず、自分たちの理想の暮らしに合わせた間取りを設計できます。

例えば、リビングから庭に直接出られるような開放的な間取りや、趣味の部屋を設けるなど、ライフスタイルに合わせた多様なプランが可能です。

また、天井高を高くすることで広々とした空間も実現でき、大きな窓から光が差し込むリビング、吹き抜けのあるダイニングなど開放感あふれる空間も作れます。

家族を身近に感じられる

平屋は、子育て世帯にとって、子どもの成長を見守りながら安心して暮らせる住まいと言えるでしょう。例えばリビングで子供が遊んでいる間、キッチンで家事をしながらでも、気軽に声をかけることができます。

また、畳のスペースを設ければ親子で一緒にゴロゴロしたり、子供が小さいうちはお昼寝スペースとしても活用可能なので家族との大切な時間を作れます。さらに、庭があれば安全に外で遊ばせることができ、子どもの成長を身近に感じることができます。

平屋のデメリット3選

続いて平屋のデメリットを3つ紹介します。

‐ 広い敷地が必要になるので固定資産税が高くなる
‐ 坪単価が高くなる
‐ 床下浸水のリスク

メリットと合わせてデメリットも参考にし、平屋の家を建てる際の参考にしてください。

広い敷地が必要になるので固定資産税が高くなる

平屋を建てる場合、建物の広さ(延床面積)だけでなく、周囲にゆとりを持たせるためのスペースも必要となります。

例えば、延床面積40坪の平屋を建てる場合、建物の大きさだけでなく、庭や駐車場、通路などのスペースも確保するためには、40坪以上の土地が必要になることが多いです。

一方、2階建てであれば、同じ延床面積でも、土地をよりコンパクトに利用することができます。また、固定資産税は、土地の広さや建物の構造によって異なります。

一般的に、土地が広いほど、そして基礎の多い平屋は、固定資産税評価額が高くなる傾向にあります。これは、土地が広ければ広いほど固定資産税が高くなり、基礎部分の多い家屋は「資産価値が高い」とみなされるためです。

坪単価が高くなる

平屋は、2階建てと比較して坪単価が高くなる傾向があります。これは同じ延床面積の住宅を建てる場合、平屋は2階建てよりも広い土地が必要になるため、建物全体の床面積が小さくなることが主な理由です。

坪単価は建築費用を床面積で割って計算するため、床面積が小さいほど坪単価は高くなります。そのためハウスメーカーが提示する坪単価は、多くの場合2階建てを基準としていることを覚えておきましょう。

床下浸水のリスク

平屋は、豪雨や河川の氾濫など、水害リスクの高い地域では注意が必要です。2階建てと異なり、床上浸水した場合、家全体が水に浸かってしまう可能性が高く、安全な場所に避難することが難しくなります。

特に、地下室や床下がある場合は、浸水被害が大きくなる可能性も考えられます。そのため、平屋を建てる際は、事前にハザードマップを入念に確認し、浸水リスクの低い高台を選ぶことが重要です。

浸水対策として、床下の換気扇を増設したり、防水シートを敷いたりするなどの対策も検討しましょう。

予算を抑えた平屋を建てるポイント3つ

これまで、メリットとデメリットについて解説をしてきました。続いては、平屋を建てる際の3つのポイントについて解説していきます。

上記3つを抑えることで、高くなってしまいがちな平屋造りの家を建てる際の参考にしてください。

シンプルな形状の平屋

建物の形状をシンプルにすることで、凹凸が少ない分施工がスムーズに進み、建築費用を抑えることができます。屋根の形も同様で、シンプルな形状の方がコストを抑えられます。

しかし、屋根は建物の外観を大きく左右するため、コストだけでなくデザイン性とのバランスも重要です。つまり、建物の形状をシンプルにすることは、施工の効率化、建材費の削減、工期の短縮となります。

ただし、デザイン性とのバランスを考え、コストパフォーマンスの高い最適な形状を選ぶことが大切です。

グレードの高い設備は控える

建物の設備は、建築費用に大きな影響を与えます。ユニットバスやキッチンなどはその代表的な例ですが、設備にこだわり始めると費用は膨らんでしまいます。

特に希望がない場合は、標準的なグレードの設備を選ぶことで、コストを抑えることができます。まずは標準的なグレードをベースに計画し、予算に余裕があればグレードアップを検討し費用を効率的に配分しましょう。

設計者に相談すれば、予算と希望に合わせた最適なプランを提案してくれるでしょう。

できるだけ廊下を減らす

平屋を建てる際、建築費用を抑えるには、無駄なスペースを減らすことが効果的です。特に、廊下は移動経路以外に活用されないため、間取りを考える上で必ず見直しましょう。

廊下を減らすには、各部屋と共有スペースを近づけることが重要です。LDKを中央に配置し、各部屋からLDKを経由して移動するような間取りにすれば、廊下の長さを短くできます。

このように、廊下を減らす工夫をすることで、建築面積を小さくし、結果的に建築費用を抑えることができます。

おしゃれな平屋の家を建てるならハウスワークがおすすめ

ハウスワーク
出典元:株式会社ハウスワーク
項目詳細
所在地栃木県小山市横倉新田309-4
電話番号0285-37-9403
設計対応施設新築・住宅リフォーム・店舗リフォーム
公式サイトhttps://house-work.jp/

おしゃれな平屋の家を建てるならハウスワークがおすすめです。ハウスワークは、栃木県の小山市を中心に、茨城県や栃木県にて家づくりに取り組んでいます。

熟練の職人による高い技術力に定評があり、業界内外から高く評価されていることが特徴です。細部までこだわり抜くことをテーマとして掲げており、難しい要望にも丁寧に対応してくれます。

高品質かつコスパの良い家を建てられるため、興味のある人は気軽に問い合わせてみましょう。

ハウスワークの口コミ・評判

ハウスワークの口コミ評判を紹介していきます。ただ紹介するわけではなく、良い口コミ評判と悪い口コミ評判に分けて紹介していくため、気になる方を参考にしてください。

ハウスワークの良い口コミ

小山にて人気が高い注文住宅業者はお客様想いです

在籍しているスタッフたちは誰もが長年この仕事を務めており、建築にまつわる知識が豊富です。しかしどれだけ高度な技術力も、磨かなければいつかは古びてしまいます。どのようなお客様に対しても最上のサービスを提供したいという想いから、スタッフ同士で日々技術の向上に努めております。その姿勢は業界内でも高く評価されており、大手ハウスメーカーからも依頼が来るほどです。

引用元: ハウスワーク

ハウスワークで働くスタッフの技術や知識、プロ意識の高さが伝わる評判です。経験値の高いスタッフが多いことがわかります。

また、今ある技術に固着せず、新しいものを学び続ける姿勢も忘れていないようです。ハウスワークの高品質な住宅を支えるのは、優秀なスタッフたちがいるからでしょう。

スタッフが全面的にサポートします

予算や時期といったこともしっかりと伺った上で、思い描いた通りの住宅を手に入れられるようスタッフが全面的にサポートいたします。プランを確立させる前に、スタッフが施工予定地へ伺って近隣の建築物や光のあたり方などを調査いたします。住宅を建てる際にはさまざまな条件が関わり、場合によっては一度定めたプランを変更しなくてはならなくなるからです。そういった事態に陥らないよう、知識が豊富なスタッフがしっかりと確認いたします。

引用元: ハウスワーク

ハウスワークの良い住宅を作るために手間を惜しまない姿勢が伝わる評判です。建築は計画通りに進むことは稀で、イレギュラーの事態が頻繁に起こります。

マイホームの完成が遅れたら悲しいはずです。専門家のスタッフが現地に赴いて土地の確認をするため、計画との差異を早めに見つけて効率的に作業を進めてくれます。

ハウスワークの悪い口コミ

2024年7月現在、調査をしたところハウスワークに対する悪い口コミ・評判は見つけられませんでした。地域密着型で小規模の建設会社のため、ネット上で評判を書き込む人も少ない理由の一つと思われます。しかし、悪い評判・口コミがないというのは信頼できる建設会社の証拠になるのではないでしょうか。

ハウスワークの施工事例

最後にハウスワークの施工事例を紹介していきます。どんな住宅が建てられるのかぜひ参考にしてください。

ガレージと趣味の詰まった平屋のような家

出典元:ハウスワーク公式サイト

車好きとアクティブなライフスタイルを送る方にぴったりの夢のような平屋住宅。

広々としたガレージは、愛車を眺めながらメンテナンスを楽しむだけでなく、壁一面に設けられたボルダリングウォールで、いつでも本格的なトレーニングが可能です。

仕事で疲れた体をリフレッシュしたり、週末は友人と集まってボルダリングパーティーを開いたり、趣味の時間も充実した毎日を送ることができます。

夢がいっぱい詰まった家

出典元:ハウスワーク公式サイト

こちらは木・タイル・鉄を組み合わせた高いデザイン性と、趣味スペースにこだわった住宅です。鮮やかなライトブルーの壁紙が、室内をパッと華やかにしてくれます。

また、木板・タイル・鉄とさまざまな素材を上手に使うことで、デザインに個性をプラス。小屋裏にひっそりと作られた趣味用の空間も素敵です。

まとめ

本記事では、おしゃれな平屋の家を建てる際のポイントや実際の施工事例を紹介しました。平屋は、間取りの自由度や性能の高さなど、多くのメリットがある住宅スタイルです。

現在も多くの人気を集めており、おしゃれな平屋の家がどんどん増えてきています。これからおしゃれな平屋の家を建てたいと考えている人は、本記事で紹介した5つのポイントを忘れないようにしましょう。

注文住宅は多額の費用がかかるため、後悔のないようにしてください。本記事があなたのお役に立てることを願っております。

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