「自然素材の家に住みたい!」
「自然素材の家のメリット・デメリットは?」
健康的で素材感を楽しめる、自然素材の家に憧れている方も多いことでしょう。木の美しさを感じられる無垢材のフローリングや味わいのある珪藻土の塗り壁は、落ち着いた空間を作り上げてくれます。
自然の恩恵を最大限に受けられる自然素材の家は、住み心地の良さから近年注目を集めています。しかし、自然素材の家にはメリットだけでなく、デメリットも存在していることを理解している方は少ないはず。
自然素材の家を実現したい方は、メリットとデメリットの両方を把握しておくことが大切です。そこで今回は、自然素材の家についてメリット・デメリットを踏まえながら解説します。自然素材の家を検討している方は、参考にしてください。
自然素材の家とは
自然素材の家とは、一般的に化学物質を含んでいる素材を使用しないで建てた家のことを指します。使用する素材は、無拓材や漆喰・珪藻土などが多いです。
従来の家では、合板フローリングなど複数の木材を集め、接着剤でつなぎ合わせた集成材が多く用いられています。
集成材に含まれる接着剤や防腐剤に、ホルムアルデヒドなどの化学物質が含まれていることがあり、シックハウス症候群や化学過敏症候群などの健康被害を引き起こすリスクが危惧されてきました。
そのため、建材に化学物質が含まれていない自然素材の家は、健康被害のリスクが軽減されることから近年注目されています。
自然素材の家で使われている素材
ここからは、自然素材の家で使われている下記6つの素材について解説します。
それぞれの特徴や利点を解説するため、参考にしてください。
無垢材
無垢材は、天然の木を乾燥させてつくった木材です。建材として様々な部分で使用されますが、主にフローリング材として床などに使われます。
無垢材は、肌触りが良くて温かみのある優しい質感をしており、断熱・保温効果もあるため年間を通して快適に過ごしやすくしてくれる特徴があります。
また、時間が経つにつれて飴色に変化して味が出るため表情の変化が楽しめるでしょう。一方、季節の変わり目は湿度や気温の変化などにより、曲がりや割れが出る可能性があるため注意してください。
漆喰(しっくい)
漆喰は、消石灰という石灰石を原料とする物質でできた素材です。住宅では主に壁材として使用されており、耐火性・耐久性に優れていることから、日本ではお城の壁や蔵の壁などで古来より使用されてきました。
空気中の二酸化炭素を少しずつ吸収し、ゆっくり固まるという性質を持っているため、漆喰を塗った壁は『呼吸する壁』とも呼ばれています。漆喰は年月を重ねるごとに固まっていくため、時間が経っても劣化しにくく、塗りたての頃と見た目がほとんど変わりません。
一方、施工する際には手間がかかるため通常よりも工期が長くなりやすく、工費も割高になる場合が多いです。
珪藻土(けいそうど)
珪藻土とは、海中のプランクトンが化石となり、それが積み重なることでできた固い土のことです。非常に優れた調湿機能を持っていることから、主に壁用の塗料として使われています。
珪藻土自体が湿気を吸収したり放出したりするため、夏の湿気が多い時期、冬の乾燥が気になる時期でも快適な室内環境を実現してくれるでしょう。
また、部屋内の臭いを吸収し、脱臭・消臭してくれるのも大きなメリットです。一方、珪藻土は自ら固まることができないため、上から固化材を塗る必要があり、施工に時間がかかってしまう特徴もあります。
和紙
和紙壁紙は、植物の勒皮繊維(表皮のすぐ内側にある柔らかい内皮)を主原料とし作られ、光を柔らかく拡散させられる、保温性・吸音性に優れる自然素材の壁紙です。
無作為に並んだ繊維が光を乱反射し、柔らかな空間を作り出し、新聞紙のような保温効果に加え、和紙特有の繊維の隙間が保温性を高めてくれます。
また、音も分散・乱反射するため、快適な空間を実現し、自然素材のため、化学物質をほとんど含まないため、シックハウス症候群の心配も少ないのも特徴です。
天然リノリウム
天然リノリウムは、亜麻仁油やコルク粉などを原料とした床材で活用されます。
燃えにくく、抗菌作用があり、耐久性にも優れています。そのため、傷がつきにくく、静電気が発生しないことから掃除が楽になる点が特徴です。
安全性が高い一方で、デメリットとして、施工直後の油っぽいにおいや、原材料が高価な点、アルカリ性に弱いということも併せ持つ自然素材です。
なので掃除には中性の洗剤を使う必要があるという点には注意が必要な自然素材とも言えます。
ウール(羊毛)
ウールは、羊の毛を原料とした天然繊維で、衣服などに使われるほか、住宅の壁内などに見えない部分で断熱材として使用されています。
その優れた断熱性により、冬場の室温を保ち、快適な生活環境を実現する上で重要な役割を担っています。高い断熱性や環境への配慮など、多くのメリットがあるため、住宅の断熱材として注目されている素材です。
特に、自然素材にこだわりたい方や、快適な住環境を求める方におすすめです。
自然素材の家のメリット4選
自然素材の特徴を理解したところで、ここからは自然素材を使用した家のメリットとして下記4つを解説します。
自然素材の家を検討している方は、参考にしてください。
健康的に暮らせる
自然素材の家には、健康被害を引き起こすリスクのある化学物質が含まれていないため、健康的に暮らせるでしょう。
従来の化学物質が使用されている家では、接着剤に防腐剤やホルムアルデヒドなどが含まれているため、シックハウス症候群や化学物質過敏症といった健康被害がしばしば報告されていました。
一方、自然素材の家では上記のようなリスクを軽減するだけでなく、現在アレルギーを持っている方も快適に暮らせます。
そのため、自然素材の家は住む人の健康を管理する家ともいえるでしょう。
調湿・消臭効果がある
自然素材の家は、調湿・消臭効果をもたらしてくれるでしょう。例えば、無垢材表面には無数の穴が空いており、この穴から水分を吸収・放出して調湿機能をもたらしてくれます。
木が呼吸をして調湿するため季節に左右されずサラサラとした肌触りをいつでも感じられ、木に囲まれているような心地良さが手に入るでしょう。
また、水分を吸収する際に室内にある匂いも同時に吸い取ってくれるため、常に清々しい空気が感じられます。そのため、自然素材の家では室内にいながら、まるで森林浴をしているような快適さが手に入ります。
経年変化を楽しめる
自然素材は、年月を経るごとに独特の味や風合いが出てくるため経年変化を楽しめます。例えば木材であれば、年月を経るごとにだんだんと色が濃くなり艶が出てくるため、趣のある深みが味わえるでしょう。
狙って作れるものではないため、自分だけのオリジナリティ溢れる住宅が実現できます。家族と一緒に家も歴史を重ねていき、成長していくため愛着が湧いてくることでしょう。
耐火性に優れている
自然素材の中でも、サンゴ礁を原料とする石灰から作られる漆喰は、その高い耐火性が特徴です。建築基準法でも不燃材料として認められています。
古くから日本の城郭建築の外壁や内壁に使用されてきた歴史があり、万が一火災が発生した場合でも、炎の広がりを抑制し、安全性を高める効果があります。安心して暮らすことができる住環境を提供します。
自然素材の家のデメリット3選
自然素材を使用した家のメリットを押さえたところで、ここからは下記3つのデメリットを解説します。
自然素材の家にはメリットだけでなく、上記のようなデメリットもあるため、総合的な視点で判断するといいでしょう。
コストが高くなりやすい
自然素材の家は、素材が使用できるまでに長い時間をかけて育てる必要があるため、量に限りがありコストが高くなりやすいです。
また、化学合成建材と比べると施工に手間がかかって工期が長くなりやすく、特別な技術も必要となります。
そのため、材料費と人件費を合わせると一般の住宅よりもコストが高くなってしまうのです。
自然素材の家といっても、どのようなグレードのものをどの程度使用するかで費用は変わってくるため、建設会社と相談しながら決めるといいでしょう。
反りや割れが生じる
自然素材の家では、床や壁に反りや割れが生じる可能性があります。
木材に含まれる水分は時間をかけながら乾燥していき、安定するまでの間に収縮を繰り返すため、隙間や反りが生じることもあるでしょう。また、漆喰や珪藻土も乾燥する過程で、ひび割れが生じることもあります。
そのため、自然素材の家を依頼する際は、自然素材の扱いに慣れた住宅会社へお願いした方がいいでしょう。
色のバリエーションが少ない
自然素材の家は、自然な風合いや特徴を最大限に活かすため、使用できる色のバリエーションが少なくなってしまいます。派手な色や柄のものはなく、淡い色合いのものがほとんどです。
空間にアクセントを持たせたい場合は、一部違う素材を組み合わせて使用することはありますが、全体的にナチュラルな雰囲気となるでしょう。
傷がつきやすい
自然素材には素材が本来持つ素材の柔らかさがあります。無垢材の傷つきやすさ、珪藻土の汚れ落ちにくさ、和紙の破れやすさなど、それぞれの素材が持つ特徴から、住まいの美しさを保つために、定期的なメンテナンスが不可欠です。
特に汚れや傷が付いた際の修復には、素材に合った適切な方法を選ぶ必要があるため修繕費用も嵩んでしまうこともあります。
自然素材の家を実現するなら『ハウスワーク』がおすすめ
項目 | 詳細 |
---|---|
会社名 | 株式会社ハウスワーク |
住所 | 栃木県小山市横倉新田309-4 |
電話番号 | 0285-37-9403 |
公式サイト | https://house-work.jp/ |
自然素材の家を実現するなら『ハウスワーク』がおすすめです。
ハウスワークは、ユーザー一人ひとりのライフスタイルに適した住まいを提供している住宅会社です。
事前に綿密なヒアリングを行い、ユーザーがどのような暮らしを望んでいるのか、理想とするライフスタイルは何かを伺った上で住宅に反映してくれます。
また、ハウスワークに在籍しているスタッフは、これまでの多くの経験からノウハウや知識を豊富に蓄えてきたプロたちです。
もちろん、自然素材を使った住宅の施工実績も豊富なため、自然素材の扱いにも長けています。
そのため、ハウスワークへ依頼することで、あなたの希望を詰め込んだ理想的な自然素材の家が実現できるでしょう。
ハウスワークの口コミ・評判
ハウスワークの良い口コミ・評判を紹介していきます。気になる方を参考にしてください。
ハウスワークの良い口コミ
小山にて人気が高い注文住宅業者はお客様想いです
引用元: ハウスワーク
在籍しているスタッフたちは誰もが長年この仕事を務めており、建築にまつわる知識が豊富です。しかしどれだけ高度な技術力も、磨かなければいつかは古びてしまいます。どのようなお客様に対しても最上のサービスを提供したいという想いから、スタッフ同士で日々技術の向上に努めております。その姿勢は業界内でも高く評価されており、大手ハウスメーカーからも依頼が来るほどです。
ハウスワークで働くスタッフの技術や知識、プロ意識の高さが伝わる評判です。経験値の高いスタッフが多いことがわかります。また、今ある技術に固着せず、新しいものを学び続ける姿勢も忘れていないようです。ハウスワークの高品質な住宅を支えるのは、優秀なスタッフたちがいるからでしょう。
料金に関して安心できる
設計プランに合わせて概算見積もりや資金計画も提示するため、料金に関して安心できると好評です。工事を開始する前には地鎮祭を開始いたします。こちらには奉られている神様に土地の利用を伝え、また施工時の安全祈願を願う意味合いがございます。その後地盤調査を行い、弱いと判断された場合は改良工事にて補強した後に、施工へと移ります。それまでは図面やCGなどでしか確認できなかった我が家が、原寸大スケールにて再現されていく様子は誰もが恍惚としたまなざしを向けられます。
引用元: ハウスワーク
人生でとても大きな買い物である住宅の購入先として、信頼できる丁寧さが伝わります。無理のない料金プランを提案してくれるため、購入後の支払いも安心です。また、最近は省略することが多い地鎮祭をしっかり行っているところも好感が持てます。実際に職人と顔を合わせて信頼関係を築く大事な機会であり、いい家を建ててもらうために重要なものです。
まとめ
今回は、自然素材の家について解説しました。
建材に化学物質が含まれていない自然素材の家は、健康被害のリスクが軽減されることから近年注目されています。
自然素材を使用した家のメリットは下記の通りです。
- 健康的に暮らせる
- 調湿・消臭効果がある
- 経年変化を楽しめる
- 耐火性に優れている
自然素材だからこそ、自然の恩恵を最大限に活かした健康的で快適な家が実現できるでしょう。自然素材の家を建てたい方は『ハウスワーク』がおすすめです。
きっと、あなたの理想とする自然素材の家が手に入るでしょう。