「ナチュラルな家はどんな家になるんだろう?」
「ナチュラルな家のメリットデメリットってあるの?」
「実際にナチュラルな家を建てた人はどう感じているんだろう?」
とあなたは気になっていませんか?
ナチュラルな家はすべてを天然素材に統一した家ではなく、天然素材の質感や雰囲気などを活かして家にさりげなく組み込まれた家のことです。天然素材の質感や雰囲気を活かすことによってどのような効果があるのでしょうか。
今回はナチュラルな家を作った際のメリット・デメリットは何か、実際にナチュラルな家を建てた人がどのように感じているのかも紹介します。
あなたが注文住宅を建てる際に、ナチュラルな家にするかどうか、決めるための内容になっているので是非参考にしてください。
ナチュラルな家とは
『ナチュラルな家』という言葉には明確な定義がありません。
一般的にナチュラルな家とは、家の外装、内装、家具全てに天然素材を使うのではなく、他の素材と調和するように天然素材を組み込んだ家になります。天然素材の質感や雰囲気を活かすことによって家全体が明るく優しさのある空間になります。
様々なテイストのインテリアと合いやすくレトロな雰囲気にすることも可能で、カフェ風な雰囲気にもできます。あなたの好み次第で様々なインテリアコーディネートに変換できるような家がナチュラルな家です。
ナチュラルな家で住宅を建てるメリット3選
ナチュラルな家にするか検討しており、前向きにナチュラルな家にしようと検討している方が多いでしょう。しかし、ナチュラルな家にすることは住環境にとってどのようなメリットがあるのかわからない方が多いはず。
そのため、ここからはメリットとデメリットを紹介していきます。今回紹介するナチュラルな家で住宅を建てるメリットは以下の3つです。
- 身体にやさしい家
- 機能性に優れる
- 耐久性が高い
まずはメリットについて紹介するのでナチュラルな家にするかどうか判断材料にしてください。
身体にやさしい家
1つ目のメリットとして、身体に害が少なく健康に過ごせる家が作れることが挙げられます。ナチュラルな家は人工的なものをあまり使用せずに建てられているので、建築資材などから発生する化学物質の影響で室内の空気が汚染されることがありません。
化学物質は住宅の塗料や接着剤、合成ゴムなどの資材に含まれています。そのため、ナチュラルの家は化学物質が発生しない点などから身体にやさしい家です。
機能性に優れる
2つ目のメリットは、ナチュラルな家は天然素材ならではの機能性を感じながら快適に過ごせることです。
漆喰や珪藻土は調湿機能に優れており、脱臭や消臭効果もあります。また無垢材は断熱、保湿効果もありながら、無垢材特有の木の香りにはリラックス効果などもあり、天然素材に囲まれた家は身体や心が癒されるだけでなく、快適に暮らせる環境を整えることが可能です。
生涯で多くの時間を過ごす家だからこそ、機能性に優れた天然素材を使うことで快適な住空間を実現できます。
耐久性が高い
3つ目のメリットとして、耐久性が高いことが挙げられます。鉄やコンクリートは耐久性が高いイメージがあるでしょう。天然素材の無垢材は加工せずにそのまま木からくり抜いた木材であるため、鉄やコンクリートと同様の耐久性があります。
また、無垢材の床は通常の集成材の床よりも肌触りが良く、剥がれにくいです。ナチュラルな家は時間が経つにつれて経年劣化ではなく、経年美化していく傾向があり、色味や質感が変化していくので、家族と一緒に成長を味わえるのも楽しみの一つになります。
ナチュラルな家で住宅を建てるデメリット3選
ナチュラルな家の魅力は伝わりましたか?
ここからは、ナチュラルな家のデメリットを解説します。ナチュラルな家で住宅を建てるデメリットは以下の3つです。
- コストがかかる
- 傷がつきやすい
- 劣化による変形
上記のようなデメリットがあります。以下でそれぞれ詳しく解説していくので、あなたがメリットと比較して検討してみてください。
コストがかかる
1つ目のデメリットとしてコストが高いことが挙げられます。なぜなら、天然素材の建材の方が通常の建材よりも高く、技術力のある職人が必要な上に手間も時間もかかってしまうからです。
材料費や施工費で費用が多くかかってしまうのがナチュラルな家のデメリットになります。しかし、メンテナンス面で天然素材はリフォームの費用などもかかりにくく維持はしやすいでしょう。
傷がつきやすい
2つ目のデメリットとして、集合材のフローリングなどに比べると無垢材のフローリングは傷がつきやすい点が挙げられます。無垢材は、椅子を動かしただけでも簡単に傷が入ってしまいます。
他にも、漆喰や珪藻土は気を遣いながら生活しなければ剥がれてしまったり傷がついてしまったりと不安要素が多くあります。そのため、傷が心配という方は柔らかい木材ではなく、固い木材を用いることで対策しましょう。
劣化による変形
3つ目のデメリットとして、天然素材を使用しているため、自然に劣化していくことが挙げられます。木材がひび割れしたり、ささくれのようになったりと、経年劣化していきます。
気候の変化や寒暖差によってもダメージは受けてしまうため、定期的なメンテナンスが必要不可欠です。しかし、定期的なメンテナンスをすることで、味わい深いあなただけの住まいを手に入れることもできます。
ナチュラルな家に関する口コミ・評判3選
ナチュラルな家を実際に建てた方の口コミ・評判を紹介していきます。今回紹介する口コミ・評判は以下の3つです。
- 洗い出しで仕上げて落ち着いた雰囲気に
- ナチュラルな素材を選んだLDKはとても素敵
- 建築中の家、ここに!わたしの失敗
それぞれ見ていきましょう。
シンプルでナチュラルな木の家 土間はタイルではなく、洗い出しで仕上げて落ち着いた雰囲気になっています。
引用元: Twitter(名古屋の木のおウチやさんbot)
リノベーションされた家の撮影は楽しい。
引用元: Twitter(村山勉 / ®︎ONE PHOTO)
緑の多い水辺近くのマンション。建物は少し年代物。でも間仕切りをなくしてナチュラルな素材を選ばれたLDKはとても素敵でした。
家の中で過ごすのが楽しくなる空間。
自分たちの理想の過ごし方を実現したマイホームは、とてもすてきです。
建築中の家、ここに!わたしの失敗…というか迷いが!家全体はナチュラルトーンの木目なのに!ここだけ!なぜか濃い木を使っています!これだから!素人は…!
引用元: Twitter(pachi)
上記の口コミのようにナチュラルな家は落ち着いた雰囲気の家になります。しかし、ナチュラルな家造りで難しい点も伝わってきます。天然素材を入れても色合いや他の材料と合わなければ調和できません。
ナチュラルな家は難しさもありながら、実現できた際にはあなただけの味のある家になるでしょう。
ナチュラルな家を建てる際の3ポイント
ここからはナチュラルな家を建てる際のポイントを紹介します。紹介する口コミは、以下の3つです。
- 木材の質感・色味を統一する
- 自然素材を使う
- 色使いはシンプルにする
ポイントを押さえた家づくりを行うだけで、あなたの理想の住宅が実現できるでしょう。
木材の質感・色味を統一する
木材の質感や色味を統一することで、家全体に統一感を出すことができ、自然素材の良さを引き出せます。外観デザインを考えるときは扉や窓枠。室内は床材と収納棚、テーブルなどを揃えることで、よりナチュラルなイメージになるでしょう。
ナチュラルな家を作るためには、全体的に調和するデザインを心がけることで、統一感が生まれ、違和感がなくなります。
自然素材を使う
ナチュラルな家を作るためには自然素材を使いましょう。人工的に作られた金属やコンクリートを使った家は、冷たく硬いイメージになります。そのため、自然素材を使い、優しくて柔らかな色合いをもたらすことで室内でもあたたかさを感じられます。
そのため、ナチュラルな家づくりには自然素材が欠かせません。
色使いはシンプルにする
ナチュラルな家を建てる際に、気をつけたいポイントとして、色使いが挙げられます。ナチュラルな家では一般的にはアースカラーと呼ばれる植物や土など、自然の色を中心として家づくりのメインとなる色がおすすめです。
蛍光色など明るく鮮やかな色は、印象が強くなってしまうため、ナチュラルな家のイメージとは相反します。差し色として軽く使用する程度であれば問題ありませんが、メインカラーに採用するのは避けることをおすすめします。
小山市でナチュラルな家を建てるなら『ハウスワーク』がおすすめ
もしあなたが栃木県小山市にナチュラルな家を建てようと考えているのであれば、『ハウスワーク』がおすすめです。ハウスワークは、小山市でフルオーダーであなただけの注文住宅が建てられます。6つのデザインが選べるので、ナチュラルな家を検討している方におすすめです。
ナチュラルな家について気になることや不安な点があれば、1度ハウスワークに相談してみましょう。木や天然素材の使い方で全く違う印象の家を作れるハウスワークの施工事例やデザインを確認してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、ナチュラルな家について解説してきました。ナチュラルな家は、住む人のことを考え、共に健康で過ごせる家です。
生涯で多くの時間を過ごす家だからこそ、あなたの健康と家の健康・機能性を考えるとナチュラルな家が過ごしやすいのではないでしょうか。
ナチュラルな家にはデメリットもありますが、一緒に成長を楽しめる家です。「あの傷は子供が走り回ってできた傷だ」といったように、ひとつひとつの傷にも思い出が残る家になるでしょう。