「平屋の家ってどんな家なの？」
「平屋の家を建てるメリットが知りたい！」
「平屋の家をたてるときに注意するポイントが知りたい！
この記事を見ているあなたはこのように思っていませんか？
『平屋の家』と聞くと、昔ながらの日本の家というイメージを持つ人もいるかもしれませんが、最近の平屋の家はとてもおしゃれで個性的。若者や子育てファミリーからも人気が集まっています。オシャレな見た目から、近年さらに人気が集まっています。
そのため、家を建てたいと検討している方は情報収集をする中で一度は見かけたことがあるでしょう。
今回は『平屋の家』がどのような住宅なのか、また人気の理由や建てるときに注意すべきポイントを解説します。家を建てようと検討している方は、ぜひこの記事を読んでどんな住宅をたてるのかイメージしてみてください。
平屋の家とは
平屋の家とは、1階建ての家のことをいいます。マンションと同様にリビングや寝室など全ての部屋をワンフロアに集約することが可能になります。
2階建ての家と比較して間取りを自由に設計することが可能です。最近ではデザインや間取りにこだわった家が増えてきたため、平屋を選択する人も増えています。
平屋の家で住宅を建てるメリット3選
平屋の家のメリットは以下の3つです。
- バリアフリーを実現できる
- コミュニケーションが取りやすい
- 効率よい動線をつくりやすい
それぞれ詳しく解説していきます。
バリアフリーを実現できる
平屋の家には階段がないので、フラットなバリアフリーを実現できます。
プランニングする際、段差をなくし、車椅子でも通れる広さを確保することで、小さなお子さまから、ご年配の方まで幅広い年代の方が安心して暮らせる住まいを実現できるのがメリットと言えるでしょう。
コミュニケーションが取りやすい
平屋は生活がワンフロアで完結するため、家族と顔を合わせる機会が増えます。その為、お互いの様子がわかるようになります。
2階建ての場合、玄関の近くに階段があると、子どもが帰宅後に2階の個室に直行したりと、家族が個室で過ごす時間が長くなる可能性があります。
しかし平屋の場合は、家族と顔を合わせる機会が増えるため、コミュニケーションも取りやすくなるでしょう。そのため、コミュニケーションが取りやすくなるのがメリットと言えます。
効率よい動線をつくりやすい
上下移動の必要がない平屋では、効率が良く負担が少ない生活動線になります。
2階建ての場合、洗濯物置き場は1回にあり、洗濯物を干すベランダは2階にあるといったケースがあります。その場合、1回で洗濯物を終えてから2階に移動する必要があります。
1〜2階の移動があると日々洗濯するのが手間になります。しかし、平屋の場合であればすべてをワンフロアで解決できるため、効率のよい動線を作れます。そのため、効率のよい動線を作りやすいのはメリットと言えるでしょう。
平屋の家で住宅を建てるデメリット3選
平屋の家で住宅を建てるデメリットは以下の3つです。
- 広い敷地が必要になる
- 日当たりや通風が悪くなる場合もある
- 建物の坪単価が高くなる場合もある
それぞれについて詳しく解説していきます。
広い敷地が必要になる
平屋は、暮らしやプランニングのメリットも多くある一方でデメリットもあります。
まずデメリットとして挙げられるのが、同じ延べ床面積の家を建てる場合、2階建てよりも広い敷地が必要となる点です。
土地には建築基準法により用途地域が定められています。用途地域では、敷地に対してどのくらいの広さの家を建ててよいかを建ぺい率で表しています。建ぺい率が50%とした場合、平屋は敷地面積の半分までしか家を建てられません。
そのため広い敷地が必要であることをあらかじめ理解しておくとよいでしょう。
日当たりや通風が悪くなる場合もある
敷地の周辺環境によっては、日差しや風が家の中まで届きにくくなります。平屋は2階建てと比較して建築面積が広くなります。
建築面積が広くなると、どうしても建物の中心は屋外からの距離も遠くなるため、建物の中心は窓から遠くなり日当たりが悪くなることが多くなります。そのため、光や風を十分に入る間取りにする工夫が必要となってきます。
建物の坪単価が高くなる場合もある
同じ延べ床面積の家を平屋と総2階で建築した場合、平屋は屋根と基礎の面積が2階建ての倍になります。その為、工事費がアップして坪単価が高くなるケースがあります。
坪単価に含まれる工事費のうち、基礎工事や屋根工事は平屋の方が高くなります。平屋の場合、大きな足場を組む必要がなく、2階にトイレや洗面台などの住宅設備が不要なため、その分の費用は抑えられます。
しかし坪単価に換算するとやはり2階建てよりも少し高くなる事が多いので、あらかじめ理解しておきましょう。
【実態暴露】平屋の家に関する口コミ・評判2選
平屋の口コミ評判を紹介していきます。実際に建てた人の声をもとに紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
最近、平屋流行ってるから見学会するらしい平屋は住みやすいし地震にも強いしリフォームもし易い土地さえあれば平屋が1番良いです。工事も楽だしねw
引用元：Twitter（@gooopai）
平屋の良いところは、まず住み易い点にあります。次に建物の低さとシンプルな間取りの住宅が多いため、地震に強く、リフォームがしやすいといった点があるようです。将来のことを考えると、平屋は住み続けやすい住宅であるといえるでしょう。
平屋で後悔すること10選
①広い土地が必要
②周囲からの視線が気になる
③プライバシーの確保が難しい
④日当たりが悪い
⑤風通しが悪い
⑥防犯面での不安
⑦動線が悪い
⑧収納が少ない
⑨洗濯物が干せない
⑩夏の暑さを感じやすい
引用元：Twitter（@architrick_net）
平屋だと周りの視線（プライバシー）や防犯について、不安に感じることが多いようです。平屋だと周囲の家や道路から家の中が見えてしまうため、住宅を建てる立地によっては住みにくさを感じる可能性があります。
そのため、どこに建てるのかを踏まえて判断すると良いでしょう。
平屋の家で住宅を建てる注意点3選
平屋の家を建てる注意点を3つ紹介します。
- 水害への対策
- 家事動線・生活動線を考慮
- 防犯対策
それぞれ詳しく解説していきます。
水害への対策
平屋の家の注意点1つ目は、水害への対策です。
近年、梅雨前線やゲリラ豪雨、台風などによる水害が増えてきています。水害への対策として、平屋を建てるのであれば出来るだけ高台に建てるといいでしょう。
土地を購入する際は、役所で土砂災害や水害などをハザードマップで確認しておくようにしましょう。
家事動線・生活動線を考慮
平屋の家の注意点2つ目は、家事動線、生活動線をきちんと考えることです。家事動線と生活動線を考えずに家を建てると家事の効率が悪くなりストレスとなります。
上記のようなことを防ぐために、今住んでいる賃貸や実家を基準に家事動線・生活動線を見直していくことが大切です。そのため、家事の動線を考え設計するようにしましょう。
防犯対策
平屋の家の注意点3つ目は、防犯対策です。
平屋の家では、防犯面や近所の視線、覗き行為が不安に感じるケースが多くあります。外から家の中が丸見えになってしまうからです。その際は、次のような対策があります。
- 窓に雨戸を設置する
- 夜間センサーで点灯するライトや家の周りに防犯砂利を敷き詰める
- 外構や庭などで目隠しをする
上記3つを意識してあらかじめ設計するようにしましょう。
小山市で平屋の家を建てるなら『ハウスワーク』がおすすめ
小山市で平屋の家を建てるならハウスワークがおすすめです。住宅は生活の基盤となる場所。そこで暮らしている方の要望が的確に反映されているかどうかがとても重要になります。
そのため、栃木県や茨城県にて数々のご依頼を承ってきた業者がお客様の想いを反映させた住宅を提供している会社に依頼するといいでしょう。そのお客様一人ひとりのご要望をもとに、平屋の家を設計、施工しているのがハウスワークです。
そのため、一度ハウスワークの口コミ評判や施工事例を事前に確認してから依頼を検討してみるといいでしょう。
まとめ
今回は平屋の家について解説してきました。平屋の家は以下のようなメリットがあります。
- バリアフリーを実現できる
- コミュニケーションが取りやすい
- 効率よい動線をつくりやすい
家事動線、生活動線、バリアフリーなどメリットはたくさんあります。ただしデメリットもあります。防犯面や水害などさまざま。おしゃれとはいえ、事前の設計がとても大事になりますので、事前に知識をつけ平屋の家を検討することをおすすめします。
本記事が平屋の家を検討している人の役に立ちましたら幸いです。
