吹き抜けの家とは?住宅を建てるメリット・デメリット・注意点も紹介

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「吹き抜けの家ってどんな家?」
「吹き抜けの家のメリット・デメリットは?」
「吹き抜けの家を建てるときの注意点を知りたい」

この記事を読んでいる方の中には、上記のような疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか?

吹き抜けの家とは、階が床や天井で区切られていない家のことです。天井が高くなっていることで開放感があり、住空間が広々と感じられます。

しかし、吹き抜けについての知識や注意点を知らずに建ててしまっては、オシャレにもならず不便な家になってしまう危険性があります。

そこで今回は吹き抜けの家のメリット・デメリットや注意点を紹介します。また、実際に吹き抜けの家に住んでいる方の口コミや評判も紹介します。本記事が、吹き抜けの家を検討している方の参考になれば幸いです。

目次

吹き抜けの家とは

冒頭でも説明しましたが、吹き抜けの家とは階と階の間が床や天井で区切られていない家のことです。

例えばショッピングモールです。家ではありませんが、ショッピングモールは1階からでも上の階が見えます。そのような構造の家を、吹き抜けの家といいます。

吹き抜けの家は、通常の2階建ての家と異なり天井が高くなっているため、広々と感じられます。また、上のフロアや下のフロアを見られるため、開放感がありオシャレな空間を演出できます。

吹き抜けの家で住宅を建てるメリット3選

吹き抜けの家を建てることにはどのようなメリットがあるのでしょうか。まずは以下のメリット3つ解説します。

  • コミュニケーションが取りやすい
  • デザイン性の高い家になる
  • 開放的で広く感じる

それぞれ解説していきます。

コミュニケーションが取りやすい

メリットの1つ目は、コミュニケーションが取りやすいことです。階と階を隔てるものがないため、家族の声が聞こえやすくコミュニケーションが円滑になります。

例えばご飯ができた時、自分の部屋にいる子供を呼びに行くのにわざわざ階段を登っていくのは少し手間でしょう。吹き抜けの家であれば、台所から子供部屋まで声をかけられます。

また、家族の気配を常に感じられます。上の階を歩いているのが見えたり、部屋からの物音で家にいることがわかります。怪我や病気などの緊急事態にもいち早く気付ける可能性があります。

デザイン性の高い家になる

メリットの2つ目は、デザイン性の高い家になる点です。

多くの2階建ての家は、吹き抜け構造ではないことが一般的です。そのため、希少な吹き抜け構造の家はデザイン性が高くオシャレな雰囲気に仕上がります。

例えば、大きなシーリングファンや照明、時計をつけている家が多く、高い天井にシーリングファンが付いていたり、照明が吊り下げられていたりします。

また、吹き抜けは和室と洋室どちらにも対応できるため、好みによって部屋をデザインできるのも嬉しいポイントです。このように、デザイン性が高くなるのは吹き抜けの家のメリットと言えるでしょう。

開放的で広く感じる

メリットの3つ目は、開放的で広く感じるという点です。

吹き抜けの家は、階を仕切る天井が最上階にしかなく、部屋を仕切る壁が少なくなります。そのおかげで住空間が開放的な印象になり、同じ面積の2階建ての家と比べて、広く感じられます。

特に、都心は土地面積が狭いのでそれほど大きな家は建てにくいですが、吹き抜けにすることによって広く見せらます。また、子供が幼い家庭でしたら、子供の遊ぶスペースが広いというのも家族にとっては嬉しいポイントです。

オシャレな家で広々遊ぶことによって、想像力が育つ可能性もありますし、しっかりと体を動かせます。

吹き抜けの家で住宅を建てるデメリット3選

ここまでメリットを紹介してきましたが、良い面もあれば悪い面もあります。吹き抜けの家を建てるデメリットも事前に確認しておきましょう。紹介するデメリットは以下の3つです。

  • 掃除が大変
  • 音や匂いが伝わりやすい
  • 2階のスペースが狭くなる

それぞれわかりやすく解説していきます。

掃除が大変

1つ目のデメリットは、掃除が大変だということです。

吹き抜けの家では、2階の窓が高いところにあったり高所に物があったりするため、自分で掃除するとなると時間と道具が必要になります。

例えばシーリングファンが高所に取り付けられていたり、照明が吊り下げられていたりする場合があります。高所作業になるので、自分で掃除するのではなく業者に頼む場合、費用が余計にかかってしまいます。

あなた自身で掃除するのも一苦労です。おしゃれな家には、掃除が大変といったデメリットがあることを理解しておきましょう。

音やにおいが伝わりやすい

2つ目のデメリットは、音や匂いが伝わりやすいという点です。吹き抜けの家は、天井の仕切りがないため遮音性が低く匂いが充満しやすくなります。

子供が部屋で勉強に集中できなかったり、在宅ワークやリモート会議に家の音が入ってしまう可能性があります。匂いも同じで、料理の匂いが広がりやすくルームフレグランスの匂いと混ざってしまう可能性もあります。

ただ、シーリングファンや換気扇で匂いは取り除けますが、ある程度不快感を感じる場面もあるでしょう。そのため、音や匂いが伝わりやすいといったデメリットも理解しておけるといいでしょう。

2階のスペースが狭くなる

3つ目のデメリットは、2階のスペースが狭くなることです。

吹き抜けにするということは2階の床面積が減るということです。そのためスペースが狭くなってしまいます。建築する際は、設計時に部屋数や収納スペースなどをよく話し合ってから決めておくといいでしょう。

2階の面積やスペースはどのくらいあるのか、どのような目的で使えそうかシミュレーションしておくのがおすすめです。したがって、2階のスペースが狭くなるデメリットも理解しておいた上で、吹き抜けの家を検討するといいでしょう。

【実態暴露】吹き抜けの家に関する口コミ・評判3選

ここまでメリット・デメリットを紹介してきました。では、実際に吹き抜けの家を建てた人は、どのように暮らしているのでしょうか。

家の吹き抜け部分を利用して猫小路を作りました。

引用元:Twitter(@kamegorou2525)

この方は、吹き抜けの家特有の天井の高さを利用してキャットウォークを作ったようです。そのおかげで家のどこにいても猫の様子を見られます。猫も行動範囲が広くなっています。また、たくさん運動できるので健康面でも良いアイデアです。

これは高い天井のスペースを有効活用している良い例です。木造で揃えられているのもオシャレポイントと言えるでしょう。

吹き抜けのある家。壁はすべて珪藻土、暑さとは無縁、快適すぎる。

引用元:Twitter(@KOCKEY8)

こちらの方は、珪藻土の壁で暑さとは無縁とあります。

実は珪藻土には、調湿性という機能があり、ジメジメしている場所の湿度を吸収し乾燥している場所に放出します。そのため、ジメジメした夏には湿気を吸い取り部屋の温度を下げる効果があります。

吹き抜けの家は窓が大きく、夏は日差しがたくさん入ってきてしまうので暑くなりがちですが、このような工夫で対策できるため、満足度の高い住宅になるでしょう。

決死の覚悟で吹き抜けの電球替えました。家垢の皆さん、吹き抜けの照明の位置は気をつけましょう…。ちなみにウチは賃貸です。

引用元:Twitter(@zakkuridiy)

この方は、吹き抜けの家での電球交換に苦労したようです。吹き抜けの家は天井が高くなっています。高いところに照明をつけるとオシャレですが、電球交換に苦労してしまいます。

電球を変えるのに決死の覚悟が必要というのは大変です。家具の配置や照明の箇所など、よく検討してから決める必要があります。

吹き抜けの家で住宅を建てる注意点3選

口コミや実際に吹き抜けの家にした人の体験談、デメリットを踏まえて、実際に吹き抜けの家を建てる際の注意点を紹介します。主な注意点は以下の3つです。

  • 窓の大きさや高さに注意する
  • 目的を考えてから吹き抜けにするか判断する
  • 照明の位置を考慮する

上記3つについて、それぞれわかりやすく解説していきます。

窓の大きさや高さに注意する

注意点の1つ目は、窓の大きさや高さに注意するという点です。

吹き抜けの家は、開放感や窓から入ってくる陽の光が魅力的なポイントです。しかし窓が大きいと外気の影響を受けやすくなります。夏は日差しが暑く、冬は防寒性が低い家になってしまいます。

外気の影響を受けた家ではクーラーや扇風機、暖房、ストーブをフル稼働させなければいけません。そのため光熱費が高くなってしまいます。また、窓の高さがバラバラなのも下から見た際に統一感がなく、オシャレな家が台無しになることもあります。

入ってくる光と窓の大きさを見て設計するといいでしょう。

目的を考えてから吹き抜けにするか判断する

注意点2つ目は、目的を考えてから吹き抜けにするか判断するという点です。目的が曖昧なまま建てると、理想の住宅は建てられません。

例えば、光がたくさん入ってくるという目的のみなら、別の日当たりが良い土地で家を建てれば良いかもしれません。広く見せたいという方も、天井を少しだけ高くしたり、インテリアの配置を工夫したりすれば広く見せることも可能です。

安直な理由や直感で決めるのではなく、デメリットや体験談に目を向け、しっかりと理解した上での決断が懸命です。そうすることで、建てた後にイメージと違ったといった後悔がなくなります。

照明の位置を考慮する

注意点の3つ目は、照明の位置を考慮するという点です。

照明を取り付ける位置を考慮しないと、電球の交換や掃除に苦労します。電球交換や照明の掃除のために、わざわざはしごを使い交換するのは危険です。

取り付け方によっては間接照明になったり、高級感を出せたりと吹き抜けの家にとって重要な要素になります。そのため、照明を取り付ける位置についてはしっかりと検討しておきましょう。

小山市で吹き抜けの家を建てるなら『ハウスワーク』がおすすめ

引用元:ハウスワーク公式サイト

小山市で吹き抜けの家を建てるなら、 ハウスワークがおすすめです。

ハウスワークはこれまで長い間、小山市で質の高い家を作り続けてきました。その秘密はやはり地域密着です。工事が始まる前にスタッフが施工予定地に足を運び、周辺環境や日射状況を徹底的に調査します。

そのため、「家を建ててから土地に欠陥があった」や「日差しが全然入ってこない」などの心配がありません。地域密着型であるからこそ、お客様一人ひとりを大事にしている証拠です。

また、 ハウスワークのホームページでは、実際の施工例をいくつか見られます。イメージが湧いたら、ハウスワークに依頼してみるのも良いでしょう。

まとめ

この記事では、吹き抜けの家についてメリットやデメリット、注意点から実際に住んでいる人の声まで紹介してきました。

吹き抜けの家は、部屋を広く見せる効果があったり、天井が高くオシャレに見えたりと、とても魅力的です。しかしデメリットや注意点を考慮しないと後悔することになってしまいます。

後悔しないためにも家族のライフスタイルや年齢、インテリアの配置などじっくり検討する必要があります。大変な作業ですが、その分完成した時の喜びは大きいはずです。

本記事が吹き抜けの家を建てようと検討している人のためになりましたら幸いです。

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