「和モダンな家とは？」
「和モダンな家にするコツを知りたい！」
現代的でありながら和の雰囲気も感じることができる『和モダンな家』に、魅力を感じている方も多いことでしょう。
しかし、ぼんやりとしたイメージはあるものの、具体的に何をしたら和モダンな家となるのか分からない方もいるはず。
和モダンな家といってもそのスタイルは幅広く、イメージを言語化するのは難しいでしょう。
そこで今回は、和モダンな家によく見られる特徴を5つ紹介します。
和モダンな家にするコツから注意点まで解説するため、和モダンな家を検討している方は参考にしてください。
和モダンな家とは
和モダンな家とは、古来からつたわる和風デザインと、洋風に近い現代的でスタイリッシュなテイストを融合させた住宅のことです。
木や竹・珪藻土などの天然素材を多く使用しつつ、ベッド・クローゼット・カーテンや照明など、従来の和室にはみられないアイテムを積極的に取り入れて作られています。
「和室のような落ち着く雰囲気にしたいけれど、古くて使い勝手が悪いのは避けたい」という方におすすめなデザインです。
和風と洋風のいいとこどりとも言えるスタイルで、プランによっては和と洋のどちらに寄せるかも決められます。
和モダンな家は、老若男女だれもが楽しめるスタイルと言えるでしょう。
和モダンな家の特徴5選
ここからは、和モダンな家の特徴として下記の5つを解説します。
- 和と洋の融合
- 木の素材感を生かしたデザイン
- 落ち着いたカラーリング
- 日本古来の屋根形状
- 機能性と快適性に優れている
和モダンな家にしようか悩んでいる方は、上記の特徴を参考に検討してみてください。
和と洋の融合
和モダンな家の特徴は、なんといっても和と洋の融合です。
部屋の内装と家具のバランスによって、和モダンの雰囲気が演出されています。
例えば、フローリングの部屋なら箪笥を置いたり、和風雑貨を飾ったり、低い座卓を置くなどで和の雰囲気をプラスすることが多いです。
また、畳が敷かれた和室なら、モダンでスタイリッシュさのある洋風家具を取り入れたりします。
和モダンな家は、上記のように内装と家具によって、和と洋の要素を取り入れることが多いです。
木の素材感を生かしたデザイン
和モダンな家には、木の素材感を生かしたデザインが多く見られます。
木の素材感を感じられるだけで、和の雰囲気がグッと引き立つ効果があるからです。
例えば、柱や梁などの構造をあえて見えるように仕上げる『現し』を活用して、和の雰囲気を演出することもあるでしょう。
また、外観のアクセントとして一部の壁や扉・玄関周りなどに木を活用することもあります。
上記のように和モダンの家では、無垢材の木などナチュラルなイメージの素材を使うことで、温かみのある雰囲気を演出することが多いです。
落ち着いたカラーリング
和モダンな家の外壁や壁紙には、茶色やベージュ・グレー・白など彩度の低い落ち着いた色味を使うことが多いです。
和モダンな家でよく使われる畳や格子・竹といった和風な素材は、上記のような日本の伝統色によく合います。
そのため、落ち着いたカラーリングを選ぶことで、和モダンのスタイリッシュさを演出することが多いです。
また、漆喰や土壁などが使われることもあります。
場合によっては、差し色として朱色やエンジ・藍色など和の色が使われることもあるでしょう。
日本古来の屋根形状
和モダンな家では、日本古来の屋根形状が使われる場合が多いです。
古くから日本の住宅で使われてきた屋根形状には、切妻屋根や寄棟屋根などがあります。
切妻屋根は一般的な三角形の屋根となっており、建物の両側に均等な流れを持たせるベーシックな屋根となっています。
寄棟屋根は住宅の四方に流れをもたせる屋根となっており、切妻屋根より高さを抑えられるため、重厚感のある印象です。
また、複数の屋根形状を組み合わせることで、オリジナリティーあふれる外観にデザインすることもあるでしょう。
屋根形状は、家の印象を決める重要な要素となります。
機能性と快適性に優れている
和モダンな家は、デザイン面だけでなく機能性と快適性にも優れている特徴があります。
和モダンな家に多く用いられる建築資材は主に木材なため、調湿効果が非常に高いです。
乾燥した木材は湿気の吸収と放出を繰り返し、室内の湿度を常に60％程度に保ってくれる性質があります。
そのため、高温多湿になりやすい日本の気候に適しているといえるでしょう。
また、木材の香りにはリラックス効果があるため、日々のストレスを軽減する効果も期待できます。
和モダンな家では、1年を通じて快適な生活が送れるでしょう。
和モダンな家にする3つのコツ
和モダンな家の特徴を抑えたところで、ここからは下記の和モダンな家にするコツを解説します。
- 畳や引き戸など和の要素を取り入れる
- 照明や家具で目線を低くする
- 中庭やウッドデッキを設ける
上記を取り入れることで、和モダンな雰囲気がグッと引き立つでしょう。
畳や引き戸など和の要素を取り入れる
畳や引き戸などを活用することで、和の要素を取り入れることができます。
床材や壁材選びで思ったよりも洋風な要素が強くなったと感じた際におすすめです。
LDKの一角に畳スペースを設けたり、扉の一部を引き戸にするだけで、和モダンな雰囲気を演出できます。
また、畳スペースは小さな子供のいる家庭はお昼寝の場所として活用でき、来客時には客間としても活用できるため使い勝手がいいです。
引き戸は、開けっ放しにしていても不自然じゃないため、風の通り道ができて家全体の換気をしたいときに便利でしょう。
照明や家具で目線を低くする
和モダンな世界観をつくりたいなら、照明や家具で目線を低くするといいでしょう。
もともと、和室での生活は基本的に床に座ることが多いため、目線を低くすることで和の雰囲気が演出されます。
そのため、ローテーブルや座椅子など高さのない家具を選ぶといいでしょう。
また、照明を低くすることで視線を下に誘導できるため、高さ調節のできるペンダントライトがおすすめです。
和紙と竹ひごで作られた和風の照明を使うことで、和のインテリアとしても活用できます。
中庭やウッドデッキを設ける
中庭やウッドデッキを設けることで、和モダンな雰囲気が演出できます。
日本家屋には昔から縁側が多く用いられてきたため、ウッドデッキを設置することで和の要素も取り入れながら、モダンな雰囲気の演出が可能です。
さらに、緑いっぱいの中庭へ向かってL字型にウッドデッキを設置することで、四季の変化が楽しめる素敵な空間となるでしょう。
広いウッドデッキは、日差しをたっぷりと取り込むのにも最適な間取りとなります。
和モダンな家にする際の注意点
和モダンな家には多くの魅力がありますが、注意するべき点もいくつかあります。
実際に和モダンの家を建てる際は、下記の点に注意しましょう。
- プライバシーを確保する
- 定期的なメンテナンスが必要な場合もある
上記の点を知ることで、より和モダンな家への理解が深まります。
プライバシーを確保する
和モダンな家を建てる際は、プライバシーを確保しましょう。
和モダンなデザインにする際、格子や引き戸を使用することがありますが、通常の扉より防音性能が下がってしまうため注意してください。
各部屋の生活音が外に漏れてしまうこともあるでしょう。
そのため、プライバシーを確保したい空間では扉選びや防音性能に気を遣う必要があります。
特に子供がいる家庭では、子供が大きくなった時のことも考えた設計が必要です。
定期的なメンテナンスが必要な場合もある
和モダンな家では、定期的なメンテナンスが必要となる場合もあるでしょう。
障子や畳を使用している場合は、時間の経過とともに障子紙の破れやシミ、畳のささくれなどが発生してしまうため注意してください。
メンテナンスをおこたると、カビが生えてしまったり、ダニが発生してしまう原因にもなります。
そのため、設計時にはメンテナンス頻度やコストを考えた建材を選ぶことも大切となるでしょう。
和モダンな家を建てるなら『ハウスワーク』がおすすめ
和モダンな家を建てるなら『ハウスワーク』がおすすめです。
ハウスワークは、栃木県小山市にて長年住宅建設に携わってきた信頼できるハウスメーカーとなります。
在籍している職人は、建築にまつわるあらゆる技術や知識を修めたエキスパートです。
ユーザーがどのような暮らしを望んでいるか、理想とするデザインはあるのかといったこともしっかりとヒアリングした上で、思い描いた通りの住宅となるよう全面的にサポートしてくれます。
そのため、あなたが理想とする和モダンな家が手に入るでしょう。
和モダンな家を検討している方は、下記のリンクからハウスワークへ相談してみてください。
まとめ
今回は、和モダンな家の特徴からコツまでを解説しました。
和モダンな家とは、古来からつたわる和風デザインと、洋風に近い現代的でスタイリッシュなテイストを融合させた住宅のことです。
和風と洋風のいいとこどりのスタイルともいえるでしょう。
和モダンな家の特徴は下記になります。
- 和と洋の融合
- 木の素材感を生かしたデザイン
- 落ち着いたカラーリング
- 日本古来の屋根形状
- 機能性と快適性に優れている
和と洋の要素をバランスよく取り入れることで、和モダンな雰囲気が演出できるでしょう。
和モダンな家にしたい方は、栃木県にて長年住宅建設に携わってきた『ハウスワーク』へ相談してみてください。
きっと、あなたの理想とする和モダンな家をカタチにしてくれるでしょう。
