注文住宅の価格相場と価格別の特徴から予算の抑え方、検討方法も紹介

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「注文住宅はいくらで建てられる?」

「注文住宅の価格を抑える方法は?」

注文住宅を建てようか検討している方の中には、価格面に不安を感じている方もいることでしょう。

注文住宅は間取りやデザインを自由に決められるため、価格の相場を判断するのが難しいはず。

実際に注文住宅の価格は、立地や間取り・取り入れたい設備によって大きく変動します。しかし、価格によって注文住宅のグレードや自由度の特徴があるため、大まかな価格目処を立てることは可能です。

そこで今回は、注文住宅にかかる価格相場を解説します。価格別でみる注文住宅の特徴から価格を抑える方法まで解説するため、注文住宅を建てる参考にしてください。

目次

注文住宅の平均価格はどのくらい?

注文住宅の価格は、あなたがどんな家に住みたいかによって大きく変わってきます。例えば、間取りを広くしたい、こだわりのデザインにしたいなど、家に対するこだわりが多いほど高くなります。

まずは、注文住宅の平均価格、広さを確認していきましょう。

全国平均価格3,534万円

住宅金融支援機構の調査によると、令和2年の注文住宅の建築費の全国平均は約3,534万円です。しかし、地域差が大きく、特に都市部では平均よりも高くなる傾向が見られます。

注文住宅の価格は、建物の構造やデザイン、使用する建材など、様々な要素によって変動するため、家を建てる際には、自分の希望する条件に合わせて、複数の住宅会社に見積もりを依頼し、比較検討することが重要です。

広さの全国平均は124.4平米(38坪)

住宅金融支援機構の調査では、注文住宅の広さの全国平均は、124.4平米(約38坪)という結果が出ています。建築費の全国平均が約3,534万円であることを踏まえると、一般的な注文住宅の規模感と価格を把握しやすくなります。

しかし、住宅の価格は、広さだけでなく内装や設備、建材の種類など様々な要素によって左右されます。そのため、希望する間取りや設備を具体的にイメージし、予算内でどのような家が建てられるのか、複数の住宅会社に見積もりを依頼して比較検討することが大切です。

注文住宅の価格内訳

はじめに、注文住宅にかかる価格の内訳として下記3つを紹介します。

上記の費用について、具体的に解説します。

土地代

注文住宅の費用の中で、多くの割合を占めているのが土地代です。しかし、家を建てるのが都心部か地方かで同じ広さの土地だとしても、費用に大きな差が生まれるでしょう。

また、すでに所有している土地に家を建てる場合、土地代は不要となります。ただし、地盤が弱い土地や整備がされていない土地の場合、別途で土地改良費用がかかる場合もあるため注意が必要です。

建設費

建設費は、基礎工事や外装・内装工事、住宅機器設備工事などの住宅を建てる上でかかってくる工事費全般のことです。ただし、庭や門・塀・駐車場など外回りの工事費はここに含まれず、別途工事費として加算されるため注意しましょう。

建設を依頼する業者には、大きく分けて『ハウスメーカー』と『工務店』の2種類があります。一般的に、広告やモデルハウスの維持にコストをかけているハウスメーカーは、費用が高くなる傾向にあるでしょう。

また、建設会社によっても価格設定は異なるため、事前に複数の業者を調べて比較するのをおすすめします。

その他諸費用

その他の諸費用とは、家を建てる際に必要となる登記手続きにかかる費用のことです。家を取得するには、土地や建物の所有者をはっきりさせるために登記を行う必要があります。

登記には、下記のような費用がかかります。

  • 登録免許税
  • 司法書士報酬
  • その他実費(交通費や登記事項証明書取得費用など)

家を建てる際は、上記のような手続きにかかる費用も含めて価格の計算をしましょう。

注文住宅にかかる価格相場

注文住宅にかかる費用の内訳を理解したところで、平均的な価格相場をみていきましょう。注文住宅にかかる平均的な価格は下記の通りです。

注文住宅のみの場合

スクロールできます
エリア住宅面積建築費土地取得費
全国123.8㎡3,569万
首都圏123.8㎡3,896万
近畿127.1㎡3,775万
東海123.5㎡3,650万

土地付き注文住宅の場合

スクロールできます
エリア住宅面積建築費土地取得費
全国111.4㎡3,010万1,444万
首都圏107.2㎡2,911万2,220万
近畿112.7㎡2,965万1,693万
東海114.5㎡3,104万1,274万

上記のように、注文住宅のみの場合約3,500万~約4,000万、土地付き注文住宅の場合約4,500万~約5,000万となります。家と一緒に土地も購入する場合は、注文住宅のみと比べると、住宅面積を狭くして建築費用を抑える傾向にあるようです。

家を建てるエリアによって費用は変動するため、自分が家を建てたい場所の具体的な相場を事前に調べておくといいでしょう。

【価格別】注文住宅の特徴

ここからは、下記の費用別にみる注文住宅の特徴を解説します。

条件によっては1000万円台でも住宅は建築可能ですが、家の設備や間取りの自由度は、かける費用によって大きく変動します。そこで、上記それぞれの特徴を解説していきます。

1000万円台の家

出典元:HOME’S

建設費が1000万円台の家は、プラスαの要素をできるだけ抑えたシンプルな住宅となります。外観は、費用をおさえるために外壁の表面積を少なくし、長方形か正方形のシンプルな形状にするのが一般的です。

材質も、レンガやタイルなどのコストがかかる素材は使えません。また、内装もあまり凝った間取りにはできず、シンプルな構造となります。

浴室乾燥機などの多機能な設備を採用するのも難しく、最低限の機能のみ搭載された製品が設置されるでしょう。上記のように、1000万円台の家ではプラスαの要素を組み込むのは難しく、コストを抑えたシンプルな家となります。

しかし、シンプルな構造の分、完成までの施工期間が比較的短くなる点がメリットといえるでしょう。

2000万円台の家

出典元:HOME’S

2000万円台の家は、全てではありませんが一部自分のこだわりを実現できるでしょう。1000万円台の家では難しい外壁にタイルを使ったり、浴室やキッチンに最新式の設備を導入したりなど希望を取り入れることが可能です。

しかし、すべての希望を叶えるには予算が足りないため、メリハリをつけた予算配分が必要となってきます。希望する項目に優先順位をつけ、取り入れたいデザインや設備を精査するといいでしょう。

工夫次第では、理想的な家が実現可能です。

3000万円台の家

出典元:SUUMO

建設費に3000万円かけると、ある程度の希望する要素を叶えられるでしょう。外観や間取りを決める制限もなくなり、自分の理想とするデザインが実現可能です。

例えば、外観に出窓やベランダを設置して凸凹のあるデザインにしたり、住宅設備にもグレードの高いモノが選べるでしょう。また、L字型やコの字型のデザインにも対応できるようになるため、敷地の特徴を有効活用した住宅が建てられます。

坪数もある程度までは対応できるため、多少広めの家を希望している方におすすめの予算です。

4000万円台の家

出典元:SUUMO

建築費が4,000万円台になると、かなり余裕ができるため希望する要素を多く取り入れた、理想的な家が実現可能です。デザインや使用する素材にもほぼ制限がなくなり、吹き抜けや土間を設置したりなど、こだわりを存分に反映できます。

また、敷地面積も40坪以上に対応できるため、ある程度の広さを有した庭も作成できるでしょう。上記のように、建設費4000万円にもなると間取りや内装にもこだわった、理想的な住宅が手に入るでしょう。

注文住宅の価格を抑える方法

注文住宅にかかる費用をできるだけ抑えたいと考えている方もいることでしょう。そこで、ここからは注文住宅の価格を抑える方法として下記3つを解説します。

注文住宅を建てる際は、上記のポイントを踏まえて間取りを検討しましょう。

外観をシンプルにする

外観をシンプルにすることで、注文住宅の価格を抑えられます。なぜなら、複雑な形状の家は外壁の面積が多くなり建材費が高くなるだけでなく、建築の手間がかかる分人件費もアップするからです。

そのため、正方形や長方形のようにできるだけシンプルな外観とすることで、コストを抑えられます。また、正方形の住宅とすることで安定性が増し、耐震性が強くなるのもメリットです。

さらに、部材や施工費の安い片流れ屋根とすることで、より費用を抑えられます。

間取りを抑える

間取りをできるだけ抑えて、間仕切りの壁を少なくするといいでしょう。間取りが多いと仕切りの壁が増えるため、その分建材費や施工費がかさんでしまいます。

一方、間取りを抑えることでコストを下げられるだけでなく、室内に広い空間ができるため風通しが良くなる点でもメリットです。また、部屋だけでなく階段も仕切らずオープンにし、リビング内に設けることで階段を仕切る壁の費用も削減できます。

水回りをワンフロアにまとめる

水回りは、分散させるのではなくワンフロアにまとめましょう。1階に風呂やトイレ、2階にキッチンや洗面所など、水回りの設備を分散させると配管設備が複雑になりコストが高くなります。

一方、風呂やトイレ・キッチン・洗面所などを1階に集中させることで、配管工事の手間が減りコスト削減となるでしょう。また、キッチンや洗面所などをワンフロアにまとめておくことで、家事効率もアップするため、生活の負担軽減にも役立ちます。

注文住宅を建てる際の予算の考え方

限られた予算の中で、どういった部分に注意をして家の購入を検討していいのかイメージが付いていない人も多いと思います。そこで今回は注文住宅を建てる際の予算の考え方について以下3点にまとめて紹介します。

年齢・収入・住宅ローンのバランス

注文住宅の計画を始める際は、現在の年齢や収入から無理なく返済できる住宅ローンの金額をシミュレーションし、予算の上限を把握しておくことが重要です。

理想のプランばかり詰め込んでしまうと、住宅ローンの審査に通らず、せっかくの計画が白紙になってしまう可能性があるため、家づくりの初期段階から金融機関で仮審査を受けるなど、現実的な予算設定を心がけましょう。

家を建てるエリア

家を建てる場所によって土地価格は大きく異なり、特に駅前や商業施設の近くなど利便性の高いエリアは高額になる傾向があるため、建築費用全体に大きな影響を与えます。

そのため、理想のライフスタイルや通勤通学の利便性といった条件と、予算とのバランスを慎重に検討し、土地探しから家づくり全体の計画を立てることが大切です。

必要な土地の広さ

建物の延床面積が決まったら、建蔽率や駐車場、庭の広さなどを考慮し、必要な土地の広さを算出することが重要です。例えば、延床面積30坪の二階建て住宅を建てる場合、建蔽率(敷地面積に対する建築面積の割合)50%であれば最低でも30坪の土地が必要となります。

理想のライフスタイルに合わせた庭や駐車場の広さを確保するためには、建物の広さだけでなく、土地の広さも含めて総合的に検討し、予算と照らし合わせて最適な土地を選ぶことが大切です。

注文住宅を依頼するなら『ハウスワーク』がおすすめ

出典元:ハウスワーク
スクロールできます
項目詳細
会社名株式会社ハウスワーク
住所栃木県小山市横倉新田309-4
電話番号0285-37-9403
公式サイトhttps://house-work.jp/

注文住宅を依頼するなら『ハウスワーク』がおすすめです。

ハウスワークは、ユーザー一人ひとりのライフスタイルに適した住まいを提供している住宅会社です。

事前に綿密なヒアリングを行い、ユーザーがどのような暮らしを望んでいるのか、理想とするライフスタイルは何かを聞いたうえで住宅に反映してくれます。

また、ハウスワークに在籍しているスタッフは、これまでの多くの経験からノウハウや知識を豊富に蓄えてきたプロたちです。

そのため、どのような要望にも的確に対応し、あなたの予算に合わせた最適なプランを提示してくれます。

ハウスワークへ依頼することで、あなたの希望を詰め込んだ理想的な注文住宅が実現できるでしょう。

ハウスワークの口コミ・評判

ハウスワークの口コミ評判を紹介していきます。ただ紹介するわけではなく、良い口コミ評判と悪い口コミ評判に分けて紹介していくため、気になる方を参考にしてください。

ハウスワークの良い口コミ

小山にて人気が高い注文住宅業者はお客様想いです

在籍しているスタッフたちは誰もが長年この仕事を務めており、建築にまつわる知識が豊富です。しかしどれだけ高度な技術力も、磨かなければいつかは古びてしまいます。どのようなお客様に対しても最上のサービスを提供したいという想いから、スタッフ同士で日々技術の向上に努めております。その姿勢は業界内でも高く評価されており、大手ハウスメーカーからも依頼が来るほどです。

引用元: ハウスワーク

ハウスワークで働くスタッフの技術や知識、プロ意識の高さが伝わる評判です。経験値の高いスタッフが多いことがわかります。また、今ある技術に固着せず、新しいものを学び続ける姿勢も忘れていないようです。ハウスワークの高品質な住宅を支えるのは、優秀なスタッフたちがいるからでしょう。

料金に関して安心できる

設計プランに合わせて概算見積もりや資金計画も提示するため、料金に関して安心できると好評です。工事を開始する前には地鎮祭を開始いたします。こちらには奉られている神様に土地の利用を伝え、また施工時の安全祈願を願う意味合いがございます。その後地盤調査を行い、弱いと判断された場合は改良工事にて補強した後に、施工へと移ります。それまでは図面やCGなどでしか確認できなかった我が家が、原寸大スケールにて再現されていく様子は誰もが恍惚としたまなざしを向けられます。

引用元: ハウスワーク

人生でとても大きな買い物である住宅の購入先として、信頼できる丁寧さが伝わります。無理のない料金プランを提案してくれるため、購入後の支払いも安心です。また、最近は省略することが多い地鎮祭をしっかり行っているところも好感が持てます。実際に職人と顔を合わせて信頼関係を築く大事な機会であり、いい家を建ててもらうために重要なものです。

ハウスワークの悪い口コミ

2024年7月現在、調査をしたところハウスワークに対する悪い口コミ・評判は見つけられませんでした。地域密着型で小規模の建設会社のため、ネット上で評判を書き込む人も少ない理由の一つと思われます。しかし、悪い評判・口コミがないというのは信頼できる建設会社の証拠になるのではないでしょうか。

ハウスワークの施工事例

最後にハウスワークの施工事例を紹介していきます。どんな住宅が建てられるのかぜひ参考にしてください。

住宅街にプライベート空間を実現したモダンハウス

出典元:ハウスワーク公式サイト

古めかしい家のレトロな雰囲気を活かしたリノベーションハウスです。古い住宅の良さを上手に残しながらも、照明や壁紙をアンティークなもので揃えることで和風モダンなお部屋になっています。また、天井をむき出しにすることで木のやさしいぬくもりが感じられ、開放感のある空間になっています。

夢がいっぱい詰まった家

出典元:ハウスワーク公式サイト

こちらは木・タイル・鉄を組み合わせた高いデザイン性と、趣味スペースにこだわった住宅です。鮮やかなライトブルーの壁紙が、室内をパッと華やかにしてくれます。また、木板・タイル・鉄とさまざまな素材を上手に使うことで、デザインに個性をプラス。小屋裏にひっそりと作られた趣味用の空間も素敵です。

まとめ

今回は、注文住宅にかかる価格相場を解説しました。

注文住宅の価格は、立地や間取り・取り入れたい設備によって大きく変動します。

限られた予算の中で注文住宅を実現したい方は、取り入れたい希望に優先順位をつけ、その他の面でコスト削減ができれば叶えられるでしょう。

注文住宅の価格を抑える方法は下記のとおりです。

  • 外観はシンプルにする
  • 間取りを抑える
  • 水回りをワンフロアにまとめる

上記を参考にコストを抑えつつ、あなたの理想とする注文住宅を実現してください。

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